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芥川賞

2017年 3作品

2015年以降の受賞作
百年泥の書影
2017年 下半期 / 第158回 芥川賞

百年泥

石井遊佳

南インドのチェンナイで日本語を教える私は、大洪水の後、川の向こうの会社へ向かう。橋の上に集まる人々と、洪水が残した膨大な泥。そこにのみ込まれた物や悲しみが、記憶を呼び起こしていく。

受賞・掲載版の出典
おらおらでひとりいぐもの書影
2017年 下半期 / 第158回 芥川賞

おらおらでひとりいぐも

若竹千佐子

七十四歳でひとり暮らしをする桃子さんは、長く住んできた家でお茶を飲み、物音に耳を澄ます。自分の内と外から湧く声に触れながら、これからの時間をどう生きるか考える。老いと孤独の中にある自由を描く。

受賞・掲載版の出典
影裏の書影
2017年 上半期 / 第157回 芥川賞

影裏

沼田真佑

受賞短編「影裏」を収録。本全体の受賞ではありません。

出向で岩手に移った私は、同僚の日浅にだけ心を許し、共に釣りをする時間を過ごした。やがて疎遠になった彼の知らなかった顔に、ある日を境に触れる。自然の風景に重ねて、親密さと孤独を描く。

受賞・掲載版の出典