2015年 下半期 / 第154回 芥川賞
異類婚姻譚
受賞短編「異類婚姻譚」を収録。本全体の受賞ではありません。
専業主婦の私は、ある日、自分の顔が夫に似てきたことに気づく。家では何も考えたくないという夫と暮らすうちに、二人の輪郭が混じり始める。他人同士が夫婦になることの不思議と違和感を描く。
受賞短編「異類婚姻譚」を収録。本全体の受賞ではありません。
専業主婦の私は、ある日、自分の顔が夫に似てきたことに気づく。家では何も考えたくないという夫と暮らすうちに、二人の輪郭が混じり始める。他人同士が夫婦になることの不思議と違和感を描く。
受賞短編「死んでいない者」を収録。本全体の受賞ではありません。
通夜のために集まった親族たちは、一夜を共に過ごしながら、それぞれの思いや記憶をたどる。故人を囲む人々のふるまいに目を向け、残された者たちが抱える時間と、家族のつながりを描く。
芸人の徳永は、独自の笑いを追い求める先輩・神谷と出会い、弟子入りする。舞台と生活を重ねる二人の関係から、才能への憧れや、笑いを仕事にすることの難しさが浮かび上がる。
祖父が口にする死を望む言葉を受け、孫の健斗はその願いを助けようと考える。家族として向き合う相手に何ができるのか。健斗の思いがけない行動を通して、老いと介護、家族の距離を描く。