2022年 下半期 / 第168回 直木賞
地図と拳 上
受賞時の題名「地図と拳」
全2巻。この書影・リンクは第1巻です。
日露戦争前夜の満洲に、密偵や通訳、神父、移住者たちが集まる。石炭をめぐる利害と国家の欲望が、やがて一つの都市の繁栄と破壊を導いていく。架空の土地に刻まれた半世紀を通して、人が戦争へ進む仕組みを問う長編。
受賞時の題名「地図と拳」
全2巻。この書影・リンクは第1巻です。
日露戦争前夜の満洲に、密偵や通訳、神父、移住者たちが集まる。石炭をめぐる利害と国家の欲望が、やがて一つの都市の繁栄と破壊を導いていく。架空の土地に刻まれた半世紀を通して、人が戦争へ進む仕組みを問う長編。
両親とはぐれた少女ウメは、石見銀山で山師の喜兵衛に拾われ、坑道で働き始める。だが成長するにつれ、女として課される制約と、銀を掘る男たちの死に直面する。時代と山の変化のなかで、生き抜く女の一生を描く。
双子の妹を亡くした女性や、人とのつながりを失った人々が夜空を見上げる。コロナ禍の暮らしや恋人との隔たりのなかで、もう一度誰かと心を通わせられるのか。喪失を抱えた日々と、その先の小さな変化を描く五つの短編。